遠隔介護ブログ(第37回)

こんにちは、コーディネーター渡邉です。

遠隔介護ブログ37回。

 

今回で書かせていただくのはラストになるかな、と思います。

なぜなら、遠隔介護が終わりました。

いや、もちろん、故郷に母方の祖母はおり、施設に入居し14年、認知症もすすみ、私のことが誰かはもうわからぬなかですが、月1回の面会は続けてます。が、それは遠隔介護ではなく、ただ、面会に行くという状況です。

 

母の死から12年。もうすぐ13回忌。

身体の弱く、慣れない一人暮らし、祖父が生きていたときは、老老介護をしていた父が、2月末に逝去致しました。

私が日々考え、悩み、ときには逃げたくなるほどしんどくなり、それでも愛しかった父。

 

私は幼い頃から「書くこと」「読むこと」が好きなのですが、それは全て父の影響で、0歳のときから沢山の本を与えられ、読むことの楽しさを教えてくれて。

父自身も沢山本を読んでましたので、そのおさがりをもらったりしながら、そうすると、書くことも好きになり、そんな中で、自分が、この遠隔介護になったときに、会社のホームページのブログの中を借りて、自分の日々を書かせていただくことで、「親をみないといけないから、仕事が続けられない」ではなく、「こういうサービスを利用すれば、地域に相談していけば、自分の毎日も出来るだけ変えずに、親の介護とも向き合えるんだ」と思ってもらえたら、という気持から日々を記させていただきたいと、発信をさせていただくことになりました。

 

ただ、やっぱり、父を亡くしたときに思ったことは、

「もっとそばに、いてあげたかった」

「もっとはなしを聞いてあげたらよかった」

という、後悔の念だらけでありました。

 

お通夜の時に参列してくれた友人に、泣きながらその思いを伝えると「あんたはよぉやったよ、お父さん幸せやったよ。」と何度も繰り返して言われ、その後も私の様子を、身内も友人もそして、会社のみんなも、また、仕事を一週間お休みいただくことでご迷惑かける弊社の登録看護師さん数人にもお伝えしていたので、その方々からも気にかけていただき、本当に温かい言葉をいただきました。

 

昭和のオトコ!のわりにしんどいときはすぐにしんどいと言うし、あまり「我慢」をしないのに自分では無茶苦茶耐え忍んでるというアピールをする父だったので、12月頃からしんどいというアピールが増してたのも単なるわがままだと思ってしまってた私。

本当に辛かったんだと思います。

前回書かせていただいたときに危篤になったあとも復活したのですが、リモート面会でも、自分の誕生日の日付を言ってきたり、両手でピースしてきたり、母の13回忌はコロナ禍でも盛大にやりたいと伝えてきたりして、もう、退院できる日も近いのかな、そうなると、サ高住に戻るより一旦、老健になるかなとも考えてました。

が、再びの危篤の呼出し。

ただそこからも復活し、心拍数が20まで下がったときは、親族全員、病室にも入らせてもらい声をかけ続けました。

が、そこからも復活。

遠方に住む、私の弟夫婦はかけつけれてなかったので、待ってるんやろなぁと言ってました。

そこから2日間、病院の近くで私達夫婦も待機してたものの、落ち着いたなぁと思い家に帰り、ゆっくり寝て翌朝8時すぎに病院からの電話。

最期には間に合わず、病院の近所に住む、父の弟と姪が見送ってくれました。

71歳でした。若いように思いますが生まれつき心臓が悪く45歳までの命と言われていたことや、嫁を亡くして12年と考えると本当によく頑張ったんだと皆さん声をそろえて言って下さります。

 

告別式の朝、叔父がふいに、弔辞してもらう時間をつくりたいなと言いました。

一般人だしサラリーマンでもないから弔辞要らんやろという意見もあるなか、父が入院する一週間前に父がどうしても会いたいと電話し、おでかけしてくれた父のお友達(教師をされてたかた)に、告別式1時間前にお願いすると、こんな直前だから断られるかなと思ってたものの「いいよ。」と言って下さいました。

 

そして、弔辞が始まると、

「保っちゃん(うちの父の名前)、あんたが昔から、わしが死んだら弔事は先生がしてくれてゆうてたけどそのとおりになってもたわ。」という出だし。

そこで私も叔父夫婦も、主人も、弟夫婦も、そして、まわりの人たちみんなが涙をこらえきれなくなりました。

お父さん、そんなん言ってたんや、それを知らんと、私らは朝思いついて、ちゃんと間違わずにお願いしたんやと、これは何か父から見えない力で動かされた気がしました。

生前の想い出、私達子供でも知らないことを沢山語って下さり、どれだけ父が天真爛漫に生きながらも裏表がない人間なので、まわりに愛されてたかを知りました。

弔事の締めくくりが、

「偶然にもテレビから流れてきたKiroroのベストフレンドの歌が、私のそのままの想いです。あなたの笑顔に何度助けられただろう、ありがとうベストフレンド」。

私の涙腺は崩壊しました。

 

遺影を選ぶのに苦労するほどの写真の多さ、

そして、またまた苦労するほどの笑顔すぎる笑顔に、絶対顔にかぶるピースサイン。しかも両手。

たしかにわがまま放題でしたが父はとにかく笑顔でした、笑ってました、ふざけながら人を笑わせてました。

私は父の笑顔に何度も助けられてました。

なかなかあの世代の男性でそんな写真にあふれてる人はいないはずです。

それを見ながらも、弟が、「お父さんがこんなに写真あるのは、しんちゃん(私の主人)のおかげやな。」と言ってくれて、カメラが趣味の主人ですが、父はほんとに被写体として素晴らしい表情やポーズをするので、会うたびに何枚も撮影してくれてて、それを弟が感謝してくれてたことにも幸せやなと思いました。

 

そんな沢山の写真のなかから、1番、穏やかな優しい笑顔の写真を見つけ、みんながこれにしようと意見一致。

母が生きてた頃、もう母の末期がんが告知されたあとでしたが、わたしと弟そして父、母の4人を主人が撮影してくれたときの父。

やっぱり母が生きてた頃が1番父が輝いてたんだと思える写真です。

 

そして、リモート面会で、結局遺言のようになった「お母さんの13回忌は盛大にしよう。」の一言を思い、それを言うために、一度ちゃんと復活してくれたんだなぁ、それがろうそくの火に例えられる命の不思議さなんだなと思いました。

 

母をなくしたときも思ったことですが、もちろん、誰も皆、親を亡くす経験はするわけで、それを経験したときには経験した人にしかかけられない言葉があるわけで。

「親って、体悪くてもええから、生きててほしいやろ。」と父の友人に言われた言葉がほんとに身に沁みます。

 

会うたびに、「かわいいなかわいいな」といくつになっても言ってくれて、わかれるときには「愛してるよ」「大好きやで」と言ってくれて、最後に一緒にでかけた日には手の甲にキスまでされて。

ほんとに独特な父でした。書ききれない思い出がありますが、それを大切に、平均寿命よりずいぶん早くなくなった両親の分まで元気に生きていきたいと思います。

この写真は父が母に送った婚約指輪のダイヤを、母がわたしのためにネックレスにしてくれたものと(そこにわたしの誕生石もつけてくれてます)、父が大事にしてたキーホルダーをわたしにピアスにしろとくれたので、手先の器用な友人に頼みピアスにしてもらったもの。

大切な宝物です。

が、父が亡くなってから仕事以外の日は毎日のようにつけてたこのピアスがなぜか、今日、父の7日ごとの法要の2回目の朝、、なくなったんです。

どこを探してもない。

いつまでもめそめそするな前を向けと、ピアスも旅立っていったんじゃないかと考え、この遠隔介護ブログもここで終わらせていただき、この濃い濃い12年の経験を今後の自分に活かせるように前向きに生きていきたいと思います。

 

これからはまた楽しいテーマでブログ書かせていただける日がありますように。

 

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◎看護師のお仕事探しはメディカルステーション

2月「単発登録会」のご報告です!

こんにちは!コーディネーターの尾崎です!

毎日毎日、朝のニュースを開けば、コロナばかりでしたがこの1週間は「3.11」の東日本大震災のニュースをよく目にしました。

東日本大震災の日のことはとても覚えていて、私は当時高校3年生で、受験も終わり、友達の家でだらだらとテレビを見ながら過ごしていたところ、緊急速報やニュースに切り替わり、1日中ずっと地震についての報道が流れていたのを覚えています。

今思えば、本当に無知で無関心だったな…と当時の自分を振り返ります。それと同時に、自分はあの頃から少しずつ変われているんだな、とも感じました。たくさんの方と出会い、たくさんの経験をしてきたからこそ以前の自分にはなかった感情が芽生え、感じることができるのだと思いました。

私がワークステーションに入社し、1年が経とうとしていますが、この仕事に就いてたくさんの看護師さんと出会い、お話をし、新たに貴重な経験ができている現状に本当にありがたいなと心から感じます。今後も皆様との出会いの1つ1つを大切に思い、お役に立てるよう日々成長していきたいと思います。

 

さて、そんな皆様とお会いできる単発登録会の報告をさせていただきます!

2月は祝日もあったため、2回の開催となりました。

時期的に転職されるという方が多く、春から新しい所で勤めるのでそれまでの間で単発のお仕事をしたいと登録に来てくださった方も多かったです。

単発のお仕事の中でも人気の健診のお仕事は、閑散期が12月~2月。タイミングが合わなければ、なかなかお仕事に行っていただけないこともあるかと思うのですが、2月にご登録いただいた方々からは、「健診以外のデイサービスやクリニックの単発のお仕事も行きたいので連絡ほしいです!」などと言ってくださいました!

新しいお仕事が始まってからも、「慣れてきたらWワークもできるし♪」と長い目で考えてきてくださる方も多かったです。

3月後半からは健診のお仕事も繁忙期となり、たくさん入ってくるかと思いますので、ご興味おありの方は是非一度お問い合わせください。

単発のお仕事についてや転職のご相談は、コーディネーターが個別に対応させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

お待ちしております♪

 

◎お電話でのお問い合わせはコチラから 0120-809-606

◎webからのお問い合わせはコチラから
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◆単発のお仕事にご興味のある方は、単発特集ページをご覧ください。

◆単発のお仕事の種類やご説明は、単発のお仕事説明ページをご覧ください。

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たくさんのお友達を紹介いただきありがとうございます!

こんにちは!
メディカリズム編集部です^^

今日は、3月5日です!
とくに何の日というわけではないのですが、「5のつく日」は、世間でなにかと割り引きやポイントアップがされる日ですよね。なので、日用品で買い足すものはできるだけ5のつく日に買おうと思っています!が、気付けば6日になっていて次の5のつく日まで買わない、、、を繰り返し、結局ポイントアップも何もない日に購入するということになります。(笑)

そんなことありませんか?

さて、先日のブログで「専任担当と一緒に新しいお仕事を探しませんか!」という記事をUPしたのですが、それから転職のご相談でご連絡をいただくことが増えております。

ホームページに気になるお仕事がなくても、「こんな条件で働きたい!」というご相談をいただきましたら、ホームページ非公開のお仕事のご紹介をできる場合がございます。

ぜひ、お気軽に転職相談ページよりお申し込みくださいね^^

看護師さんの転職サポート・ご相談はこちら

 

そして、2月はたくさんの「お友達を紹介」をしていただきました!

ありがとうございます^^

看護や介護などのお仕事をお探しの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ワークステーションにご紹介ください。3月もお待ちしております。

お友達紹介ページはこちら

 

年が明けて、1月はお正月、2月は豆まき、3月はひな祭り、4月はお花見、と毎月楽しい行事が続きます。コロナ禍ではありますが、季節を感じながら過ごせていることに幸せを感じています。

皆さまに穏やかな春が訪れますように。

 

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◎看護師のお仕事探しはメディカルステーション

専任担当と一緒に新しいお仕事を探しませんか!

こんにちは!
メディカリズム編集部です^^

今日は朝から雨でしたね。
出勤時の雨はホントにつらい!
私は駅まで自転車なのですが、雨の日はレインコートとブーツです♪と言えば少し聞こえがいいですが、ようするに雨合羽と長靴です。笑

自転車の前カゴには雨避けのポリ袋に詰め込んだ荷物と、後ろには3歳の娘。
月曜だとお昼寝布団がプラスされます。

「今日が金曜で良かった!ツイてる!!」

と思うようにしています。

雨の日の自転車置場では、ほとんどの前カゴに雨避けポリ袋が詰められていて、みんな同じ気持ちで出勤してるんやなぁと励まされます。

さて、気づけばもう2月が終わり、いよいよ来週からは3月です!

  • 今の職場が3月末まで
  • 勤務は終わって有給消化中
  • 4月から保育園が決まったので仕事復帰したい
  • 保育園に入れたいので仕事を決めたい

などなど、新しいお仕事を探されいてる方からのご相談が多くなる時期でもあります。

お仕事探しを一人でしていると、何を優先して仕事を決めたらいいのか分からなくなったり、応募したお仕事の選考がうまくいかなくて落ち込んだり、ちょっとしたつまづきで、前に進めなくなってしまうことがありますよね。

履歴書や職務経歴書を書いたり、面接の準備・練習もなかなか大変です。

ワークステーションの転職相談は、そんな方からのご相談を電話・web・面談にて随時、受け付けております!

ご相談を受けるのは転職スペシャリストの専任担当!
皆さまが新しいお仕事に就けるようサポートさせていただきます。

ワークステーションの専任コンサルタントはこちら(写真付き!)

ワークステーションでは、ホームページに掲載していない非公開求人もございます。専任コンサルタントにご相談いただくと、非公開求人も含めてご案内が可能ですのでぜひ、今からご相談くださいね^^

転職サポートについての詳細はこちらのページでもご説明しております。

看護師さんの転職サポート・ご相談はこちら

新着求人はこちらから

 

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◎看護師のお仕事探しはメディカルステーション

遠隔介護ブログ(第36回)

こんにちは、コーディネーター渡邉です。

遠隔介護ブログ36回。

 

前回は、「父が入院するかもしれない」というところで終わらせていただいてました。そこから3週間ほど経ってブログ更新させていただきます。

 

即日入院しました。

 

その日、朝ごはんをサ高住で食べ、デイサービスに行くための準備中にしんどくなったようで、自分で救急車を呼ぼうとしたところを管理者さんがきづいてくださり、主治医に連絡。近くの病院に紹介いただき、検査の結果、心不全(これは慢性的ですが)とびっくりするくらいの低酸素、腎不全(これも慢性的ですが)で即日入院、即酸素マスクとなりました。

当日は、ケアマネさんが付き添ってくださったので、私と主人は翌日会社にお休みをもらって入院手続きや、市役所での高齢者の入院のときの医療費限度額などの手続きに行きました。

緊急事態宣言中であっても、個室病棟の父とは5分位ならと面会させていただき、酸素マスクしていても会話ができ、私達の顔を見ると「お腹すいた、今日、どこ食べに行く?」といつもどおり、お昼ごはん連れ出しに私達が来たと思ったのか普通に会話してきた父。

顔色も落ち着いていたものの食事は抜きで点滴のみだったので、お腹もすいていたようで、お腹すいた、なんか食べさせてくれと言ってました。

退院したら焼き肉行こなと普通の会話をして、長くいれないからと、病室をあとにすると、個室の父の部屋から大きな声でまだ私達に話しかける声が聞こえ、ちょっとかわいそうになりました。

看護師さんにお聞きすると、ほんとに大きな声で話されてますよと。

ドクターからも命に別状はありませんとのことで、次からはやはり、直接面会ではなく、受付からのリモート面会になるとのことだったので予約しないといけなくて、翌週の土曜にリモート面会を予約して病院をあとにし、父のサ高住にむかい、2週間ほどの入院になると聞いたので、冷蔵庫の中の腐りそうなもの片付けたり、父が寝てたらできないベッドまわりの掃除もしました。

その前に、管理者さんたちもお掃除してくださってたので、父がなくしたと騒いでたものも出てきてました。

貴重品を持ち帰り、そのなかには入院中はとりあげられた携帯電話もありました。

そういえば、少し面会できたときに「携帯がないから不便や、時間がわからん、充電しといてくれ。」とも言ってたので、ほんとに家族や友達とのコミュニケーションツールである携帯電話が父の宝物なんだなぁと思いながら、父の携帯電話も持ち帰りました。

かわいそうだけど、父は安全なところにいれるし、寒い中、温かい病室で看護師さんにもよくしてもらってるし、コロナも心配なさそうだし、わたしも毎日の父の電話から解放されて少しだけ心の負担が減った数日後、

仕事をしていると、入院している病院から電話が。

すぐに出れない状態だったので折返そうとしたら、叔父からのライン。

 

「父危篤、すぐ帰れ」

 

電報かよと、ツッコむ気にもならず、すぐに主人に電話。

命に別状はないと聞いていたのでパニックになり、号泣し叫ぶように主人に今すぐ帰るとうったえました。

会社にも状況を話し、その日わたしは偏頭痛でフラフラで働いてましたが、それどころでもなくなり、まわりのかたに自分の仕事を少しずつお願いして近くで働く主人と待ち合わせて一緒に病院にむかいました。

 

ほかの近しい親族にも連絡をしながら。

会社から病院まで2時間かかります。お願いやから、もってほしい、頑張ってほしい、祈りながら。

叔父が先にかけつけてくれてますが、やっぱり娘や息子には会いたいだろうと思います。必死に電車の中でも気持ちを走らせてました。

結果、私達がかけつけたときには持ち直し、少しなら面会できると聞いて面会させていただき、手を握ると握り返すほどに。

安心しましたが、ドクターから説明をうけた叔父は、よくない状態だということも理解し私達に説明してくれました。

弟家族もかけつけましたが、もちろん父の孫たちは、幼いのでこのコロナ禍、面会することは出来ず。

今日明日でなにがあるかわからない、一旦それぞれ、家に帰って準備しようと別れ、不安なままの夜。

なかなか寝れないでいると夜中の1時半ごろ、病院からの電話。

 

もう、、あかんのかな、

 

そう思い電話をとると、看護師さんの必死な声。

「お昼間説明したように、気管切開をするかどうかが迫られるかもしれません。ご家族ではどう考えられましたでしょうか。」と。

 

実は昼間、ドクターの説明をうけた叔父から酸素マスクでもう難しくなったとき、生きるためには気管切開が必要になる。気管切開をすると、その後、やはり管理が大変であるなど、様々考えられる将来のことを聞き、社会福祉士である弟もその状況をよく理解し、これは「延命治療、しますかしませんか」の質問であると私達に話してくれ、話し合った結果、「気管切開はしない」という選択をしてましたので、それを伝えるだけなのに私のこの言葉が、父の命を終わらせることになるのかもしれないと思うと苦しくて嗚咽し、しぼりだした言葉で「気管切開はしません。」と伝えるのがやっとでした。

 

看護師さんからかえってきたお言葉

「こんな時間にむごい事聞いてごめんなさいね。でも、お父さん頑張っておられます。わたしたちも頑張りますから!」

という温かくそして強い声に心がとても励まされ涙もおさまり、そこから2時間ほどやはり、眠れずにいたものの、4時頃には寝れたのか、案外すっきり翌朝6時に目覚め、再度仕事に。

 

偏頭痛はなんとかおさまり、その日もいつ呼び出されるかわからないと必死に午前中、前日帰ったぶんも含め仕事し、このしんどさも聞いてもらいたくて同僚を誘いランチに出て注文したところでまた病院から電話が。

「もう、夕方までもたないかもしれません」

看護師さんの声。

ある程度前日に覚悟できた分、取乱さず、また主人や親族に連絡し、病院にむかいました。

が、そこから2週間たった今、父は、

生きてます。

頑張ってます。

そして今もまさにリモート面会(面会とはいえ、父は意識がないので、様子をみせていただき、寝ている父に画面越しに呼びかけるだけですが)に向かってます。

この期間、父、サ高住のケアマネさんや管理者さん、親族、そして、会社の上司、同僚、病院のドクターや看護師さん、そして、日々仕事で連絡をとらせていただいている、派遣看護師さんの皆さんに、あらためて感謝することが沢山ありました。

が、それはまた長くなりますので

次回たっぷり書かせていただきたいです。

そのときも、父が生きていて、少しは意識を取り戻していることを祈るばかりです。

ただ、コロナ禍で、面会禁止、元気になっても外出制限のなかでは出掛けたい、人に会いたい、いろんなもの食べたいの父だと、ストレスだらけだったと思うのでコロナが少しおさまるまで意識がないのもかえって幸せなのかもなと親族では話し、わたしは父は冬眠の技術を身に着けたのだと思うことにしました。

熊さんのように。

春には元気になった父と暖かい日差しの中、出かけることができますように。

リモート面会、このコロナ禍でも工夫をしてくださる病院に本当に感謝しながら、今回のブログを締めくくらせていただきます。

写真は実家の庭にある南天の実です。

南天は、家内安全という意味があるそうです。

父の部屋にも飾りました。

もちろん病室には持っていけませんが、南天の実が、どんなかたちでもいいので父を守ってくれますように。

 

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◎看護師のお仕事探しはメディカルステーション

1月「単発登録会」のご報告です!

こんにちは!コーディネーターの尾崎です!
最近は少しずつ暖かくなってきたかな?と思えば、まだまだ寒かったりと不安定な気候が続いている気がします。

そんな中、暖かくなってくる地方から少しずつ花粉が飛び出すというニュースを見ました。今年は去年よりスギ花粉の飛散量が1.4倍ほど増える見込みのようで、花粉によるくしゃみや咳、目のかゆみや鼻水で手が顔の周りに行きやすくなり、コロナの感染リスクがアップすると言われているようです。さらに、花粉症の症状とコロナの症状の区別がつきにくいということも問題にあげられていました。

花粉症が、今の社会にどのような影響を与えるのか不安もありますが、一人一人が花粉症対策を徹底していくことが重要だと感じました。最近、花粉対策に有効といわれているトドマツ精油。襟元に貼れるトドマツの香りがするパッチなど、新たな花粉症対策グッズもでているようなので、そのあたりに注目して感染対策第一でこの春は過ごしていきたいと思います!

さて、本題の1月の登録会の報告をさせていただきます!
1月は、2回の開催となりました。

コロナ禍で6人定員として開催している登録会ですが、今月は2回とも満席でした。

1・2・3月は固定のお仕事をされている方も転職などを考えられる転職時期でもありますので、登録会に来てくださった方の半数が、お仕事を辞められたタイミングの方や今後お仕事を探していこうと考えている方でした。

中にはご友人の方と二人でご来社して下さり、転職相談をお二人ご一緒にしていかれた方もいらっしゃいました。

皆さまも、
「空いている時間を活用したい!」
「転職の合間につなぎでなにかお仕事がしたい!」
「1日単位で働けるお仕事がどんなのか気になる!」
などなど、どんな理由でも大丈夫なので、ご興味があればぜひお問い合わせください!
いつでも、お待ちしております♪ 

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◆単発のお仕事にご興味のある方は、単発特集ページをご覧ください。

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春も間近ですね!転職シーズンも到来です。

こんにちは!メディカリズム編集部です^^
立春もすぎ、少しずつ春が近づいているなぁと感じる今日この頃です。

春といえば、桜!桜といえばお花見!と単純な連想をしてしまう私ですが、今年のお花見はどうなるのでしょうね。

大阪では昨年、ちょうど桜の見ごろの4月前半に緊急事態宣言が発令され、お花見を断念された方も多いのではないでしょうか。

昨年の4月は、どんな対策をとったらよいのかもわからず、しかも消毒用のアルコールやマスクは品薄状態でした。そこから1年が経ち、密を避け感染対策を徹底することを学びました。消毒用アルコールやマスクも常にお店に並んでいます!

今年は、桜の花を見て春の訪れを喜びたいですね。

さて、2月になり春から転職を考えていらっしゃる方からのお問い合わせが増えてまいりました。とくに正職員や紹介予定派遣でのお仕事を希望される方が増えていて、転職シーズンだなぁと日々感じております!

そして正職員や紹介予定派遣の新着のお仕事も増えておりホームページにUPしています。

新着のお仕事は、ホームページトップの新着求人でご覧いただけます。
さらに、「詳しい条件で検索する」 をクリックいただくと、エリア・就業先・雇用形態などこだわり条件を指定して検索できるので、ご希望に近い条件でお仕事を絞り込み表示させることができますよ!

ぜひ、ご活用ください^^

新着求人はこちらから
※ホームページトップを真ん中あたりまでスクロールしてください。

詳しい条件で検索したい方はこちらから

 

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◎看護師のお仕事探しはメディカルステーション

2021春の健診業務のご案内です!

こんにちは!メディカリズム編集部です^^

今日からまた冷え込んでいますね。晴れていて日差しはあるものの風が冷たい(>_<)

来週からはもう2月!暦の上では「立春」を迎える月です。

今年の立春は2月3日ということで、節分の日は2月2日になるそうですよ。なんと明治30年以来、124年ぶりだとか!すごい!!

今年の豆まきは少し特別な豆にしてみようかな…なんて思案中です♪

さて、ワークステーションでは、春の健診のご案内の準備をはじめております!

健診のお仕事は毎年3月頃から募集日程が増えてまいります。

お仕事の日程は、ご登録いただいている方宛にメールやLINE配信で随時ご案内しておりますので、3月より前にご登録いただきますと、ご希望の日程や業務で勤務できる可能性が高まります!

お仕事日程の1ヶ月前頃には人気の業務は埋まり始めますので、3月・4月にお仕事をはじめたい方は、ぜひ、今のうちにご登録いただくことをおすすめします^^

また、ご登録いただきますと、メールやLINE配信以外にも毎日更新しておりますマイページからもお仕事日程がご確認いただけます♪

単発のお仕事をご希望の方はこちらの 「新規ご登録」 ボタンよりお進みください。

ワークステーションへのご登録はこちら

◆お問い合わせフリーダイヤル
0120-809-606

 

過去のブログには、実際に健診のお仕事をされた看護師の方へ感想をきいた「看護師の声 ~単発のお仕事・健診 編~」を掲載しています。こちらもぜひ、ご覧くださいね。

 

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遠隔介護ブログ(第35回)

こんにちは。コーディネーターの渡邉です。

2021年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

遠隔介護ブログ35回。

前回のブログでは、コロナ禍や実家の寒さを考え、父と年越しをしない事を決め、それが本当に決行できるかどうか悩んでる事を書かせていただきました。

結果、出来ました。が、なかなか大変でした。

クリスマス前くらいからどんどん不穏になった父。
家に帰りたいとなぜか夜中に救急車を呼んでしまったり、今住んでるサ高住のスタッフさんたちに悪態づいてこんなとこにおられへんと、夜な夜な電話してきたり。

年末、わたしも忙しくあまり電話に出れないと留守電にそれが何度もふきこまれ、夜遅く、仕事でも疲れた中で折り返し電話したら、「なんで連れて帰ってくれへんねん!」 と怒鳴られたりもして、私自身も心が折れそうになり、クリスマスイブにとうとう号泣。

主人がわたしの弟に連絡し対応を相談してくれると、弟も同じように電話を父から多くうけていたようで、もしかしたらもうサ高住+デイサービスというある程度自立した中で、食事や入浴、生活を介助&サービスしてもらってる状況での生活は難しく、介護度も入居当初より上がっているため、特養など、常に見守られる環境でないと厳しいのかもしれないので、一度今お世話になってるケアマネさんにも弟から相談してくれる事になりました。

そして私は、自分のために父からの電話を、平日は着信拒否することに。

祖父や祖母が施設や老健に入居時、「帰りたい。」と会うたびには言ってたものの、携帯電話を持ってなかったので会わない日はその訴えに苦しめられることはなかったですが、父は施設ではなく、あくまでも、サービス付きの住まいで携帯電話も持てるので、自由に訴えてきます。

それを拒否してみたら少しは楽になる、きっとなにかあればケアマネさんや管理者さんが電話くれるから大丈夫と。

今までは、私が無視したら、サ高住のスタッフさんたちに八つ当たりするんじゃないか、弟に鬼電するんじゃないかと思い、まずは私が受け止めようと思ってましたが、自分がつぶれてしまってはもっとみんなに迷惑かけると思い、着信拒否を思い切ってみました。

すると、案外数日後の土日、着信拒否を解除して久々の父からの電話をうけると、ワガママもなく、「なんで電話出んかったんや?」もなく、ただの日常の報告だけでした。

案外大丈夫やんと、ホッとしたり不思議すぎたり。

そしてそのあとの年末。大晦日に会いに行くとやはり何度も説明してきた「年越しは実家で出来ない」は通じてなく、また泣き出しました。なんでやねんなんでやねんと。

どう説明しようかと思ってると、「介護さんも誰もきてくれへんやろ、ほったらかしにされるやろ、お父さん以外のひと、みんな家に帰るんやろ。」と。

あっ、そうやったんや。。と気付いた私と主人。

説明不足でした。

父以外の入居者さんもお正月はほぼ自宅に帰らないと管理者さんにもうかがってましたし、デイサービスは数日休みですが、スタッフさんはもちろん出勤されてます。お掃除がないくらいです。

それは私達は理解してましたが父にはわかってるだろうと説明できてませんでした。

寂しかったんやね、怖かったんやね。

ほかの方々のことも、スタッフさんたちの体制も説明すると、「そうかわかった。」とのこと。

そのあとはニコニコとおだやかになり、ライン電話で孫たち(私の弟の娘たち)の顔みせてあげると喜び、普通にお昼寝して、またな〜と手をふってきました。

お正月もお雑煮やおせち料理をいただきとても喜んで、報告してくれました。

私は父の好物の数の子を塩抜きして味付けして持っていきましたが、、結局あんまり食べてませんでした。出していただいた食事のほうが美味しかったみたいです。

管理者さん、ケアマネさん、介護士さんたちのおかげで想像よりおだやかにお正月を過ごしてくれて特養入所などはもう考えなくてもいいかな、、
と考えてた矢先。

少し心穏やかに仕事をしてますと、ケアマネさんや管理者さんから着信が数回。昼間は仕事をしてるので、電話には出れないとショートメールいただけるのですが、そこで確認。

「お父様、入院になりそう」と。。

新年1回目の遠隔介護ブログも長くなってきましたので、この騒動はまた次回書かせていただきます。

 

今回の年越しで学んだこと。

父の反応で学んだこと。

相手に何かを伝えるとき、特にしんどい内容を伝える時は、相手に疑問点や不安点を残さない、どこにしんどさがあるかをしっかり想像しながら、話さないといけない、頭ごなしに「わがままを言ってきてる」とこちらが苛立ちで返してはいけない。

ということ。

正直過ぎる父とのやりとりから、本当に学ぶことは多いです。

そして自分が混乱してきたときにはちょっと逃げてみるのもいいのかなと、着信拒否の決断からも勉強しました。

 

そんな2021年の幕開け、3府県に緊急事態宣言も出てますので、またまたステイホームの中ですがこの本を読んで、大好きなお笑いの勉強(笑わすのは苦手ですが、漫才を観るのが幼少期から大好きなので)をしてます。

年末に毎年あるM-1グランプリは自分の誕生日より大切な行事。

そのM-1グランプリの内容の分析、そこで勝つための方法など書かれてます。

生き方もやはり、過去の事例から、分析して工夫していくことが大事だとこの本からも漫才を人生に置き換え学んだりもしてます。

コロナ禍がまだまだ続く中、沢山笑って免疫力をあげていきたいものですね。

 

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◎看護師のお仕事探しはメディカルステーション

専任担当の転職サポートをご活用ください

こんにちは!メディカリズム編集部です^^

今週は少しだけ気温が上がり、年始にくらべるとずいぶん過ごしやすかったですね!来週からは、また冷え込みそうですが、冬の寒さも楽しめるようにしたいものです^^ ちなみに私は、ホッカイロを背中と腰の二ヵ所に貼って年始の寒さを乗り切りました!来週もその作戦で行こうと思います(笑)

 

さて、年明けから春にかけては、転職をする方がもっとも多い時期となりますが、転職をお考えの看護師の皆さまは、どのように活動されていますか??

具体的な希望がある方、はっきりとどうしたいかはまだわからないけど、現状を変えたい!と思っている方。

ご自身だけでは転職の方向を決めることはなかなか難しいですよね。
これでいいのかな、と不安なまま転職活動をされる方や踏み切れない方も多いと思います。

そんなときは、一度、ワークステーションの転職相談をご活用ください!
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1月14日~2月7日までの25日間、大阪・兵庫・京都に再度、緊急事態宣言が出されましたね。
宣言に伴い、大阪府は飲食店の営業時間を午後8時までに短縮するよう要請していますが、飲食店に限らず、この緊急事態宣言の期間で、できるかぎり感染者数が抑えられるよう、今まで以上に私たちも感染予防を徹底していきたいと身を引き締めております。

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