遠隔介護ブログ(第19回)

こんにちは、コーディネーターの渡邉です。
遠隔介護ブログ19回。

今年はなかなか梅雨が始まりませんでしたが、始まるとほんとにジメジメが続きましたね。

我が家では、主人&お友だちと埼玉県までプロ野球の観戦に行ったり(ついでに東京観光もしたり)、甲子園球場で開かれたプロ野球のオールスターゲーム観戦したり、何かと「野球好き」にはたまらない1ヶ月を送っております。
が、母が末期がんとわかった12年前からなんとなく、先々の予定をうめることに不安がつきまといます。

家族になにかあると、この予定は行けなくなるんじゃないかな、、と。
それは自分も同じことで、この日まで、健康でいれるかなとか、けっこうマイナスなことをいっぱい考えてしまう癖がつきました。
うちの主人は、そのあたり「毎日一生懸命生きて、前向きに考えてたら案外なんとでもなる」と思う人なので、行けなくなればキャンセル、もしくは誰かに権利を譲れるならそうすれば良い、あかんかったら諦めよう、そのへんの割り切りが気持ちいいくらい出来ていて、羨ましいくらいです。
お子さんがおられる方もきっとそうですよね。
何か大事な予定があるときに限って子供が熱を出す。。とよくお聞きします。
でもそういう「行けないかもしれない事態」を予想し怖がっていたら、ずっと自分の「欲求」が満たされないままになっちゃいますよね。危険度予測は大切ですが、何か起こったときになんとかする力を養うことはもっと大切なのかもしれません。

この12年、先々のいろんな予定がうまることに怯えていた私に、1番大きな出来事だったのは、いま勤めている会社、このワークステーションに入社し、まる1年で迎えた研修旅行でした。
3泊5日の旅行。
その頃はまだ祖父も施設に入らず、家にいましたので、父と祖父の2人暮らし。
喧嘩をするたびに電話が鳴ります。父が怒ると、祖父が、勝手口のところで頭を打って倒れたふりをして救急車で運ばれたこともありました。(実際、ふりだったのか、本当に倒れてたのかは未だに謎です)

今まで夫婦の旅行で、1泊くらい家をあけることがあっても、5日間もインターネットを接続してない父と連絡をとれないという日を経験したことがなく、最初は「私が家をあけていいんだろうか」とほんとに悩みました。
よく考えたら、日頃離れて暮らしてるんだから大したことはないんですが。
以前、母がまだ病気になる前、私が結婚する前、両親と私と弟と4人で行こうとしていた旅行の、直前に祖父が脳梗塞で倒れ入院し、重度ではなかったものの、たった1泊中でも、もし何かあったらあかんからと、旅行をキャンセルした(キャンセル代も半額くらいは払う時期にまできてました)ことを思い出し、ほんまに何かあったらなぁ、身動きとれへんしなぁと思ってました。
でも、高齢者の親族と向き合う時間はいつ終わりがくるかもみえず、何年その状況が続くかもわからない。それこそ状況が良くなることより、しんどくなることのほうが大いにありえる。
なら、旅行で家をあけれない理由に、祖父や父の暮らしをあげるのではなく、2人がいたときでも家をあけれるようにするにはどうすればいいか。
これは必要にかられたときに、その都度、考えていくことが自分の余分なストレスを減らすためにも大事なんだろうなぁと考えることが出来ました。
実際はなんの問題もなかったですが。
要介護のお身内がおられる方々も、ショートステイなども利用しながら、ちょっと介護を忘れて自分のために自分の時間を使うリフレッシュって、すごく大事なことなんだろうなぁと思います。
家族と向き合える日と、ちょっと一人になりたい日。
ちょっと心を弾けさせたい日。
地域の福祉サービスで何か利用できるものがあるなら利用していくのも、経験値にもなりますし、家族みんなの心身の負担を軽くするために必要なことかもしれませんね。

この遠隔介護ブログでも、地域への相談、ケアマネさんとの連携、福祉サービスの利用などいろいろ提案させていただいてますが、1年半、書かせていただいてても私にも先に進んでない問題、いつも頭の片隅にあるのに動けていないことがあります。
それは、空き家問題です。
いろんなかたにアドバイスいただいてもあと一歩の勇気や具体的な行動ができてません。
空き家問題を抱える方も非常に多いと思いますので、またなにか私が動けた際には報告させていただきたいと思ってます。

写真は埼玉の所沢、西武ドームに行ったときのもの。
グランドに書いてある言葉が心に響きすぎて撮影したものです。
「あれもこれも叶う、西武鉄道。」
私は、甲子園球場近くに住んでますのでよく甲子園球場には行きますが、たしかに、たった1回行った西武ドームで野球好きの私が叶えたい「あれもこれも」は叶いました。
8歳のときから35年憧れていた西武ライオンズの本拠地に立てたこと。
1番の願いが叶った思い出の日の1枚です。

 

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ワークステーション・わくめでぃ

投稿者: ワークステーション・わくめでぃ

ワークステーションメディカル事業部の社員やナビゲーターの「わくめでぃ」が、看護師のみなさまへ、イベント・お知らせ・ワークステーションの活動・お役立ち情報・お仕事探しに関することなどを発信しています。