遠隔介護ブログ(第11回)

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

早いものでこのブログも11回目。

遠隔介護ブログを書かせていただこうと思った時に構成も一応は考えて10回位で終わるなぁ、ネタもつきるなぁと思ってたのですが、、、

ブログって、小説ではなく、生きている限り、生活の中に書きたい・伝えたいという内容は転がっていて自己満足ではございますが、会社から止められるまでは書き続けさせていただきたいと思っております。
そして、たとえ一人でも読んでいただける方がいる限り、世の中におられる、高齢者の家族を抱えながら、でも仕事もしないといけないし、、と、忙しさに心がつぶされそうな方にも「大丈夫、なんとかなるから、一人じゃないから」という思いを届けられたらと思っております。

先日、「泣き虫しょったんの奇跡」という映画を観ました。

映画鑑賞が趣味ですが、中でも実話が好きで、この映画も、ある将棋棋士さんがプロ棋士になられるまでのプロセスを描いたもの。

プロ棋士になるには年齢制限がありますが、その年齢制限を超えても諦めず、周囲も巻き込み、プロになられたほんとの奇跡なんですが、この棋士さんにはお兄さんがいて、ご両親は、その棋士さんの夢をずっと応援してたものの、お兄さんは、早く諦めて、普通の仕事をしてお金を稼ぎなさいと何年も言い続けておられるんです。

主人と一緒にその映画を観ましたが、主人も妹がいる長男、私も弟がいる長女、として、「やっぱり夢を追えるんて下の子やな」と映画を観終わりつぶやきました。

何を諦めたわけでもない夫婦ではありますが、無難な道を選んで、なんとなく冒険せずに堅く生きる、すべての「上の子」に言えることではないかもですが、なんとなく、そういう傾向にあるんだろうなぁと。
なので世間で夢を叶えて称賛されている方が、「下の子」だったりすると「お兄さん(お姉さん)」の思いや背景もついつい考えてしまいます。
(そうではないよ~というご意見もあると思います。すみません、自分たちだけの妄想ですが、何かしら無難な道を選んだ事を生まれた順番のせいにしてしまう、ダメな思考ですね)

話はそれましたが、松田龍平さんの静かな演技がリアルなとてもホッコリする映画でしたし、脇をかためる俳優さんたちもめちゃくちゃ素敵でしたので、また機会あれば観ていただきたいです。

いつも書かせていただいているうちの父も、いわゆる「上の子」です。

もともとは三男坊なのですか、上2人が戦後すぐの栄養が足りない頃で、幼くして亡くなり、「上の子」になりました。
なので、長男として育てられ、お父さん(=私の祖父)からかなり厳しく育てられたようで、いつも、妹、弟を未だにうらやむ言葉を発します。
そのたびに、私は「ザ正論」で、父に言い返してしまいます。

結婚する時によく贈られる吉野弘さんの「祝婚歌」にも「正しいことを言うときは相手を傷つけやすいと知っている方がよい」という一文がありますが、それは本当にそのとおりで。。。

昨今、人との会話の中で最も大切とされている「傾聴」は、友達との会話や、仕事では心掛けることができてもいざ、近い身内になると、本当に難しくて最後まで聞くまでにキャンキャン言い返してしまい、それがどんなに自分が正しくても、やはり「言い過ぎた、もっと思いを傾聴すべきだった」と、反省するのです。

反省しても、謝るのがしんどいのがまた「身内」ならではで。

謝らなくてもまた普通に話せるのが「身内」でとなるのですが、「耳が聞こえにくい」「目が見えにくい」「うまく話しにくい」「早く動けない」そんな身体が不自由になっている父に対してもっと優しくするにはどうしたらいいのか。。

それは母が亡くなってから常に悩んでいます。以前はもっともっと悩んでいました。

母が亡くなった直後は月〜金曜日はフルで仕事、金曜の夜から主人とともに実家に帰り、一泊。
掃除したり買い出しして土曜夜、自分の家に帰り、日曜は自分の用事をしたり主人の実家に行ったりで、月に1回は弟が実家に帰るのを替わってくれて、、、
その時だけ、主人もしくは友達と遊ぶなどで息抜きをしていましたが、ストレスは知らないうちに溜まっていました。

なので、父が言う言葉にもすべてイライラで返してしまい、たいして怒ることでもないのに、怒鳴ってしまって主人に制されることもありました。父にも「めぐみは瞬間湯沸かし器やな」と揶揄されることも。

ちょっとずつ、息の抜き方や介護サービスを利用することなどに向き合い、今は2週間に1回の実家戻りになっているので、そこまでの負担はないですか、ほぼ毎日の父の電話にはやはりちょっと疲れます。

よく、奥さんを亡くした旦那さんは早く亡くなる、旦那さんを亡くした奥さんは長生きする
と言われますが、うちの祖父も父も思ったよりしぶとくて(笑)
母や祖母が亡くなったときに想像した未来とは違う現実が今ここにあるのできっとこれからもまだまだ続くのだと思います。

父が使ったあとの荒れに荒れたキッチンをみるとほんとにため息しか出ませんが、まだ掃除出来てない時に遊びにきてくれた友人が「うちのお父さんもお母さんがおらん日はすごい散らかしてるで、ほんまなんであんなに散らかるんやろ」と呟いてくれた事でちょっと心が楽になりました。

うちの父だけじゃないなぁ、あんまりガミガミ言ったらあかんなぁ。腰も曲がって、杖や押し車ないと歩けないのに一人で生活してるんやから、と、現実を受け止められて、心落ち着けて掃除も出来ます。

先日なんてやっと掃除が終わり、買い出しのためにスーパー行き帰ってきたらリビングの床が液体で水浸しに。
そばには父の大好きなジュースが、ペットボトルの蓋あけて落ちてちる。
私に怒られると思ったからか私が聞くまで、大相撲観ながら好きな力士の応援に夢中なふりをしている父。
またまた怒鳴りそうになりながらも、子育て中のひとも、お年寄りと暮らすひともきっと、こうゆう、プチイライラ、みんな抱えているんだろうなぁと思いながら心を落ち着かせました。

このブログ、会社ではなく休みの日にテレビを流しながらリラックスしながら書いてるのですが、今もある芸術家さんが元々は主婦で子育てに専念してたけど、子育てのイライラがすごくてストレス解消に独身時代の趣味を復活させてある作品の創造を始めたら子供にも優しくなれて、そのまま趣味と子育て両立してたら沢山作品が出来て、個展ひらいて、作品が売れてもっと楽しくなって、、と、語られていました。

趣味や仕事、友達とのおしゃべり、食べ歩き、色々人によって違うとは思いますが、家庭内の少し面倒なこと、それだけに向き合うとほんとに心が疲れてしまうので、自分が息抜きするめには何を利用して、どんな時間をつくればいいかも考えちょっとずつその時間を増やしていけるようになれば、現実とも優しく向き合えるようになるんだと思います。

まだまだ優しくないですが、ちょっとは前より優しくなれたわたしがいます。

(その時間の確保が一番難しかったりもするのもとてもよくわかります。。時間確保して息抜きしてても頭の中で「私こんなことしてていいんかな」と何かしら悪いことしてる気分になっちゃいますし・・・でも、家族に優しくするための自由時間だと割り切ること、だからこそ、家族や近しい人が、アップアップで困ってたら、自分もその人が自由な時間を持つために協力してあげることも大事ですね、それで少しは感じなくていい罪悪感からも逃れる事が出来ますよね、実際何も悪くないんですし)

わたしの息抜きは映画、友達とのおしゃべり、カラオケ。

そして、家でテレビを見ること本を読むこと。

人に自慢出来るような趣味は全くないですが、20代の頃は人に誇れる趣味を作りたく、フラワーアレンジメントや着付けやブリザーブドフラワーや、なんだかんだ習ってみたもののそれもなんか無理してる気がしたので自分が自然体でいられるものだけすることにしています。

SNSでリア充な友達を見てしまうと、なんでこんなに家族のことにふりまわされるんやろ、なんで遊ぶ時間がないんやろ、なんでなんでと自分だけが不自由だと思ったり、友達を羨みすぎたりすることももちろん私もありますが、それでもSNSを止めないのはSNSも自分にとって、アウトプットするストレス発散の場だから、好きだから。

長くなってしまいました。

これを読んでくださっている皆さんが息抜き時間を大切にして、何かの犠牲になってると思いながら生活されないことを祈って(私もまだそう思ってしまう時間もあるので)今回のブログを締めさせていただいます。

もう1枚写真。

私が愛用してるニベアクリーム。

看護師さんもニベア愛用されてる方、多いですよね。私も実は、子供時代に使ってから何十年も買ってはなかったのですが、弊社の登録看護師さんに6年前にすすめられてから再度使用するようになりました。

新しい柄缶が出ると買ってしまうので、まだ未使用があるのにまた買ってしまい、3つに。。ちびまる子ちゃんの大ファンなので、さくらももこさんへの追悼の思いでも発売されたら即購入した缶もあります。

乾燥する冬に向けて、ケチらず活用したいです。

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ワークステーション・わくめでぃ

投稿者: ワークステーション・わくめでぃ

ワークステーションメディカル事業部の社員やナビゲーターの「わくめでぃ」が、看護師のみなさまへ、イベント・お知らせ・ワークステーションの活動・お役立ち情報・お仕事探しに関することなどを発信しています。