こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。
9月5日土曜日に 『在宅看護セミナー』 を開催させていただきました。
実は、コロナ禍で3月からセミナー3つが、延期·中止になっておりまして、特に在宅看護セミナーは、5月開催ができそう!と思いながらも緊急事態宣言で出来ず、7月なら!と予定するもそれも難しく、今度こそ!と、9月開催に踏み切ったという流れで、7月に参加予定してくださってた方々に、まず開催連絡をとらせていただくと、あっという間に満席近くまで埋まったという。ほんとに待ちに待っていただいたセミナー開催となりました。
本来、マックス35名様位はご参加いただけるセミナーですが、コロナ禍の中での感染対策で、16名定員とさせていただきました。
まずは、
○入口での検温、手指消毒にご協力いただき
○座席は一席ずつ空けて座って頂き
○休憩時間にいつも参加者さんにお出ししているお茶やお菓子の用意は、今回は無しとし
○講師にはマイクで話していただき飛沫を防ぎ
○司会の私はフェイスシールドとマイクで飛沫を防ぐ
という感染防止対策をさせていだきましたが、司会の私、冒頭の挨拶中にフェイスシールドの頭に留めてるゴムがバチンと切れ、フェイスシールドが壊れました(笑)
即マスクにマイクという姿で司会に。
フェイスシールドが壊れた瞬間、みなさんが笑ってくださったのがとても嬉しくて、場が和んだと勝手にプラスに考えてます。が、、まだ2回目のフェイスシールド利用。。よほど私の頭が大きかったんでしょう。。
在宅看護のスペシャリスト、『三輪 五月』講師によるセミナーは、今年でもう7回もお世話になっております。
回を重ねるごとに参加希望の看護師さんが増加しています。
これはもちろん、三輪先生の魅力に看護師さんが惹かれてリピート参加してくださっているということもありますが、やはり、年を追うごとに、「在宅看護」というお仕事の重要さが日本でもどんどん言われるようになり、看護師さんが目指される仕事内容として、確固たるものになってきたという時勢も影響しているかと思います。
看護師資格がない素人の私も勉強になる内容で、2時間半、かなりの量のメモをとりながら受講させていただきました。ここでふんだんに伝えさせていただきたいくらいですが、それはまた、きっと、来年、再来年、コロナがおさまり、目いっぱいの方々に参加いただけるときがきましたら、実際にセミナーにご参加いただき、受講いただいて、三輪先生の本当にわかりやすいセミナー内容を満喫いただければと思います。
今回は、新型コロナウイルスの流行によって考えられる看護師(医療職)の重要性から、ご講義内容を始めてくださいました。
受講者さんにも意見を求められた中で、ある介護施設で働かれている方が、認知症の利用者さんは、マスクをしたがらないが、ほかの利用者さんが、「(その認知症のかたに)マスクをさせろ。」と怒られて大変であるという話もされていて、日々の現場でのご苦労がとても伝わってきました。
そんな活発な意見交換からも始まった、今回のセミナー、みなさん、本当に真面目に意欲的に受講いただき、最初の自己紹介や事例を用いたディスカッションなど、近くの席のかたと繰り広げるという機会が数回あったのですが、それもディスカッションの終了を三輪先生が合図されるまでかなりの盛り上がりで、皆さん初対面とは思えないほどマスクをしながら、少し距離もとりながらですが、会話がはずまれてました。
在宅看護の経験がある方もない方も、自分はどんな看護を大切としているか、この利用者さんの例なら、どんな看護を目標とするかなど、看護師さんとしての真剣な意見交換を会場内でお聞きしていると、「本当に皆さん、プロ中のプロでらっしゃるんだな。」と実感しました。
三輪先生のご講義は、2時間半弱という限られた時間の中でも、大切なことが凝縮してつめられており、看護師という職業、資格が出来るまでの歴史、そこからの保健師助産師看護師法の改正に伴う看護師の仕事の移り変わりや、社会での立場、貢献内容という歴史から、現状、将来にむけての課題や展望まで、実際、三輪先生が体験、経験された看護の現場でのお話を交えながら、ダイナミックにかつ繊細にお話いただけ、受講者さんも、頷きながら、必死にメモしながら、真剣に聞かれ、休憩時間やセミナー終了後には、ご質問やご相談がある受講者さんが列をつくって先生の前に並ばれるほど、本当に活気ある内容の濃いセミナーです。
訪問介護と訪問看護の違い、看護師だからできること、看護師として貢献すべきことなど、在宅看護という現場ではなくても看護師さんとして明日から実践できるような考え方や仕事を丁寧に話してくださいます。
そんな三輪先生、今回は、ご自身のフェイスシールドや、透明マスク(マウスシールド)もご持参いただき、現在、先生が講義されている、実務者研修等でも、どう感染防止対策をとられているか、受講者さんとの距離や、接する中身によりフェイスシールドやマウスシールド、マスクなど使い分けておられることも教えてくださり、また、お仕事でも、オンライン会議やオンライン研修、オンライン講義などが増え、新しい社会、そしてwithコロナ社会での対応法を、沢山取り入れられていることを教えてくださいました。
まだまだこちらの考えや工夫が追いついていないこと、動けていないことも痛感し、そういった面でも、三輪先生の臨機応変、柔軟なご姿勢から学ばせていただくことが今回も沢山ございました。
関西の訪問看護業界の先陣をきってこられたような三輪先生ですが、めちゃくちゃ関西弁で面白おかしくエピソード交えながら軽快にお話くださるので親しみやすく、ついついあれこれご相談したくなる、それが本音で、今回もまた施設に入ってる父のことも少し相談させていただきました。
先生も、「訪問看護ステーション経営したい看護師さんは、まずワークステーションさんや、楠本顧問に相談して、私までご相談くださいね、アドバイスさせていただくので。」と、何度も言われていて、地域貢献度の高い在宅看護のお仕事(実際2022年からは在宅看護ではなく「地域在宅看護」という言い方に変わるそうです)を、もっともっと普及させていきたい、活躍される看護師さんを増やしたいという熱意がとても伝わりますし、お悩みの看護師さんが相談したい!と思われる気持ちもほんとにわかります。
今回、弊社のセミナー自体に初参加だったコーディネーター尾崎も、受講者さんたちの熱心さと三輪先生の熱意、ご講義のわかりやすさに感銘をうけておりました。
来月も心電図セミナーの開催がありますが早々に定員に達しており、今はもうキャンセル待ちの状況です。
コロナ禍でも出来るセミナー開催、精一杯出来ることを今後も続けていきたいと思う私達コーディネーターと顧問の楠本の思いが、この長いブログからも少しでも伝われば幸いです。
またこういったセミナーに興味を持っていただけましたら、いつでもご相談いただけると幸いです。
そして、弊社に未登録のご友人と一緒に参加してくださるかたも年々増えており、今、ちょうどご友人紹介キャンペーンもさせていただいておりますので、お友達にも、「こんなセミナーしてる会社があるよ、しかも無料セミナーでお得やで!」と、ご紹介いただけますと幸いです。
台風もどんどん上陸しますし、不安定な日々が続きますが、皆様どうぞご安全に。良い秋をお迎えくださいませ。