こんにちは。
あっというまに9月になりました。
大好きな朝ドラ「あんぱん」が、あと2週間と思うだけで涙がでてくるコーディネーターの渡邉です。
朝ドラは、物心ついたときに、あの世界的な名作になった「おしん」を観てハマりすぎたので、そこからずっと観てますが、今回の「あんぱん」もやっぱりとっても面白くて、何十年もお子さんに愛される、どの世代のお子さんもまんべんなく、幼少期にとおるアンパンマン熱のもとは、ここからできたんだなぁと知らなかった、やなせたかしさんのことを沢山知れて感動の嵐です。
そして、戦争は絶対してはいけないとあらためて思う日々です。
朝ドラといえば、いまはもう「主題歌は歌手が歌う」が定番ですが、初めてそうなったのは、お相撲がテーマにあった「ひらり」のドリカム「晴れたらいいね」が主題歌でした。
たしかに斬新でした、歌詞がある歌やん〜て思いました。
しかも、その頃もうトップもトップの人気グループ、ドリカムの歌。
大相撲を観るのも好きだったわたしは「ひらり」が一段と大好きになりました。
そのうえ、脚本家が「内館牧子さん」ということで、忘れられない朝ドラ、私の中でのトップ10に入り続けます。
内館牧子さんは、横綱審議委員会委員もされていたくらい日本の相撲に精通されたかた。
それ以外にも、大好きなドラマ「想い出にかわるまで」「週末婚」なども描かれ、本当に、内館牧子さんが書かれる脚本の言葉の一つ一つが大好きなのですが、小説も好きでよく買ってました。
読書が趣味のわたしは、あげるときりがないくらい好きな作家さんがいますが、その中でも、30年以上となると林真理子さんと内館牧子さんは昔から不動で、プラス、向田邦子さんは、亡くなられてからですが全部買いましたので、生きておられたら、多分会いに行ったくらい好きになってると思います。
(ちなみにここ20年では、湊かなえさんが好きすぎて、淡路島まで会いに行きました、何度も行って会えました。)
そんな内館牧子さんの今、話題の小説「老害の人」を買いまして読んだのですが
もう、10代から80代までの家族、コミュニティ、会社、ご近所の描き方が痛快で、あまりに面白く、そして勉強になり、顧問の楠本にも貸しますから読んでくださいと、勧めましたら
「この本、気に入ったから自分のバイブルにしたいから買うわ」と、私の本を読んだのに、自分用に購入、そうしましたら、楠本の住んでいるシニアマンションの中でも、この本を買いたいという人が出てきて、3名ほどご自身で買われたと聞きました。
老害という言葉、この多様性の世の中に、平気で老害だけは口にして使っていい差別的な言葉になっている、というような出だしで始まるのですが、戦争も経験して日本をここまで大きくしてきた世代の、後期高齢者の方々の令和での奮闘、本当に痛快に描かれ、その子供、孫世代の私たちは、またその子供、孫世代にどんな行動をすべきか、ということも考えさせられる内容です。
勝手にもう想像でドラマ化して、主人公のおじいさんを橋爪功さん、娘を天海祐希さんで、娘婿を安田顕さんで考えてしまいました。
悲壮感なく、令和の世の中の世代間のズレや、社会のいろんな歪みですらも、前向きに頭をチェンジできる小説なので、どの世代の方にもおすすめです。
ではでは、まだまだ暑い日が続きますし、あんぱんもラスト、万博もラストスパートで、淋しい淋しい今月、来月ですが、また次の楽しみにむけて元気を蓄えたいです。
またまた長文、失礼いたしました。
みなさんもどうぞ良い秋をお迎えくださいませ。