こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。
夏の全国高等学校野球選手権大会、いわゆる、夏の甲子園が終わりました。
わたしは毎日、甲子園球場横を通って通勤しておりますが、夏の甲子園が終わると
甲子園球場を見ると、さみしくて泣けてしまうくらい高校野球が好きです。
もちろん現地観戦もします。
出場選手のデータが載っている本を広げながら観戦します。
選手だけではなく、その高校がどんな高校で、どんな出身者がいて、どんな監督がいてなども読み、頭に入れながら観戦しますし、中継を観るときも解説が、現役や元の監督さんなので、それぞれの監督さんの教える心情や、作戦への考え方なども、
野球を経験していなくともお聞きしながら、生き方、人生の勉強をさせていただいてます。
先日は、神奈川県の強豪校、あの松坂大輔投手が卒業した横浜高校の元監督 渡辺元智さんが、今年で解説からも引退されるということで、ラジオ出演をされ、今までの想いを語っておられるのを聴きました。
渡辺元監督の解説は、具体的でわかりやすく、選手・監督・ご家族・関係者へのリスペクトが端々に感じられる温かい解説で、大好きだったので、来年からはその解説をお聴きできないのは残念過ぎて、寂しすぎるのですが、80歳を迎えられ、今まで野球にささげた人生の中で出来なかった奥さん孝行をしたい、という想いをお聞きすると、本当に納得のご決断だなぁと思いました。
その渡辺元監督のお話の中で、勝てないチームをどうやって勝てるチームに変えたか、どうやっていい選手を獲得できるように体制を整えていかれたか、などのお話ももちろん命がけ、人生をかけてらっしゃって、心に残るものばかりでした。
時代に合わせて、選手との関わり方も変えてこられたお話。今でもプロ野球で活躍中の有名投手が、横浜高校時代も素晴らしい才能はあるけれども、コミュニケーションが取りにくく、話しかけても、まともに想いを聞き出すことが出来ないので、
どうやれば彼と向き合えるのか悩み、その当時、携帯でのメールが普及しだした頃だったので「メールの機能を覚える」と決意し、徹夜で携帯のメール機能を覚え、その選手にメールで連絡すると、きちんと想いが文字にして返って来たと。
その当時ももう、名門の横浜高校、しかも日本でも有名な名監督、渡辺監督が一人の選手、生徒とのコミュニケーションの為にメールを徹夜で覚えるなんて、わたしにとっては驚きのエピソードでした。
やはり、どんなに年齢や実績を重ねられても、時代に適応していける人が、時代の変化をきちんとわかり、学べる人が勝ち残っていける、それが世の中なんだとまた改めて学びました。
その日、そのラジオが聴けたのは、祖母が今年2度目の骨折をし入院をしたので、その手続と空き家の実家に空き巣が入り、その被害届けを出すための帰省で、会社に有給休暇申請をし帰っていたからなので、普段なら働いていて、ラジオは聴けない時間なので、ラッキーだったなぁと思いましたし、
祖母の入院も、思ってもなかった空き巣被害も、もちろんびっくりしましたし、空き家の空き巣、気持ち悪くて不安も沢山でしたがこれも経験と想い、なんだか前向きな気持で帰省することができました。
空き巣については、会社でもプライベートでも今回のことを話すと、まわりでも沢山、空き巣や盗難被害に遭ってる人がいて、エピソードを教えてくださり、今後の防犯対策を考える上での勉強にもなりました。
そんな、楽しいことも不安なことも起こった夏でしたが、今回の夏の甲子園には
知人のお孫さんが、ある、高校のベンチメンバーとして出場していて、そのこともありいつもよりも余計に、我が夫婦の想いは盛り上がりました。
主人は、そのご家族と一緒に、アルプススタンドでも応援させていただきました。
結局、その高校は見事優勝しました。
その知人から「応援ありがとう」とメールを戴きましたが、こちらとしては大好きな高校野球で、その知人のお孫さんがベンチにおられたからこそ、余計に気持も盛り上がり、ラストまで楽しませていただけたので、本当に感謝の気持でいっぱいです。
人生に起こるいろんなことが、御縁に感謝の連続だと想いました。
高校球児に、監督さんに、球児のご家族さんに、応援団に、たくさん元気を戴いた今年の夏。
まだまだ残暑が続きますし、台風もこれからは心配な季節ですが、苦しくてもそれが今後の自分の役に立つというのを、もう一度思い返し、少しでも笑顔で乗り切っていきたいなぁと思います。
皆様もどうぞ夏のお疲れでませぬよう、ご慈愛下さいませ。
※写真はわたしの気合を入れた
高校野球観戦の後ろ姿です、、、