人への関心

看護師のお仕事は、きつくてしんどい!!
それは確かにそうなのだ。
マイナーな心理状況に陥りやすいのである。
ところが、そのマイナー心理を吹き飛ばしてくれるのもまた
看護師のお仕事であるゆえ、なんとも悩ましい。
この辺の主なる影響要因は一言でいえば、人間関係といえそうだ。

看護は人を対象にした、自己の持てる能力の限りを問われる仕事であると認識しているからこそ、
能力開発に繋がる知識の習得、最新医療情報の収集、新しい医療看護技術の習得などなど
精を出して能力進化を図るけれど、やっぱりその努力はどこかで承認されたいよね。
何となくすれ違う関係性っていうのは、パワーテンションが下がるよね。

看護師さんは優しくて親切で…は大切なことではあるけれど、
情緒的な側面の提供だけでは済まされない。
患者さんに寄り添う関係性のスキルアップを常に努力しているけど、
どこか読み違っているのだろう、暗黙のうちに不足のスキルを求められているのがわかると、
読み取れたときのショックは苦しい。
患者さんからだけではない。
先輩後輩、上司などなど、すぐそばに寄り添いあう関係のすべての人が対象だ。

考えてみるとちょっと重くなるけれど、
看護師は人への関心を持つことから始まるんだから
これは覚悟しなきゃ、看護師を続けられないよね。

私たち看護師は
「病める多くの人たちに出会おう!」
そして、
「命を生きる知恵を紡ごう!」
って、シュプレヒコールはどうだろうか?

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少子化と女性

小泉元首相の原発観は、至極あたりまえの解りやすい感覚を持っておられるように思う。
日本では核廃棄物の処理場が無いし、フィンランドの処理施設にしても300年もの長期処理。
その頃には責任を取るべき当事者は居ないと、シャープに原発不要、
持つべきではないと自論を展開する。大いに賛成!

さて、少子化の流れは留まることを知らない。
少子化対策については、少子化対策担当相をおいて検討されてはいるけれど、
構いすぎる対策など税の使い方には慎重であって欲しいと思うのですが、
皆さんはどう考えられますか?

自分の人生観・社会観のなかの少子化の原因について考えてみてもよいかもしれない。

女性の結婚観ってどうなのかしら?
結婚というステージを通って子どもを生み育てるという選択もあれば、
事実婚やシングルマザーで子どもを生み育てるという生き方もあるのですが、
こうした人生路は、計画通りに目標達成と言うわけにいかないことが多いのではないだろうか?

専業主婦で子育てしようが、共働きで夫婦共々で子育てしようが、
シングルマザーで働きながら子育てしようが、
そうそうお膳立てされた子育てはありえないし、自分(自分たち)の思うようにはいかない。

力みがちの子育ては、試行錯誤を繰り返し、こんなはずではなかった思いに駆られることもあろうし、
逆に、自分では何もしてこなかったのに、こんないい子に育ってくれたと安堵することもあろうし。

ま、少子化に歯止めが効かない状態は、社会的には大きな問題ですよね。
尚更、歴史を動かすエネルギーを持つ女性の問題として大きいものだと思います。

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