どうも投票率の低迷が、テレビや新聞で声高に報じられるけれど、
なぜかどっちらけのしらけムードが漂い続けた衆院選挙。
その間、香港では、学生たちを中心に占拠デモなどで、
一つの大きな主張を展開していた。
しかしまあ、中国の政治の壁は厚く、
容赦しない高圧な当局の治安体制に屈せざるを得ない事態収拾が行われているが、
このように爆発したエネルギーは、近代の日本の若者(主として学生)は成しえない。
香港の若者は、
「日本人にとって、民主主義は当たり前のものかもしれないが、
香港の人々は闘わなければ手にすることはでいない」といい尤もな話なわけである。
日本の若者よ!しっかりせ~い!とでも言いたいが、
日本のバブル時代を享受してきた高齢者が、
もっとしっかり世の中を吟じないと
(若者に向かって、声を出して、未来・希望を語りかけないと)といかんのだろう。
(良い格好して好々爺なることも然ることながら、ちょっと苦言を呈することもね)
本来民主主義を守るには、常に闘っていることだと思う。
でなければ民主主義の核たるところを守ることはできないのではないか?
現に今回の衆議院議員総選挙は、選挙する意味・大義はなく、
首相の専権事項で首相が決定して行われたものだ
(そういう見方をすれば、安倍さんはなかなかの戦略家。現に瞬く間に与党圧勝。
有権者はわけわからん選挙と心得てはいるのだが…。)
闘い処を見据えることのできない空回り選挙。
未来の可能性に駆けることもままならないのだ。
それでも一票を投じなければ、主張する権利があやふやになり、大きなツケが回ってくる。
「未来はあなたのもの、誰かに決めてもらうのではなくあなた自身がきめること」、
だから、私は投票に行ってきましたよ。皆さんはどうですか?
扨て一夜明けて…。選挙の投票率は戦後最低52%前後。
どうなんだろう???
しかしながら、未来への希望を託して前に進もう。
世界を見れば、若者世代(特に10代の人たちが)が輝いている。