2016年の終わりに

申年ではあり、少しは、年女としてこの1年をどう生きるか?
意識しながら過ごしたように思います。
子供が地上にもたらすものは、さまざまではあるものの、
それぞれにお母さん、お父さんの喜びと希望の中に生まれ出でてくるのですが、
この世には既に高齢者族が加速的に増加しており、はたしてグローバル化の中で、
価値観の修正までも試みながら、高齢者の多くは、ざわめきながら落ち着かない
この世の趨勢に足並みをそろえて歩んでいるようにも見えて、
自身の心が少しばかり白々しくなります。

しかしまあ、昨日は厚生労働省の発表によると、2016年の人口動態統計の推計では、
今年生まれの赤ちゃん数は100万人を下回り、
98万1000人と死亡数を31万人以上も下回り、人口減は加速しているという。
(既に以前から予測されていたと言われれば、そうなのだけれど、
なかなか一向に子育て支援対策が及ばないのですかね。
住みにくい世の中…みたいな実感もしてくるのですが、この際、
やはり、真剣に深刻に受け止めて考えてみようと思っているのです。
(遅まきながらということですが、年末に帰郷する息子たちと、
デイスカッションしてみる機会でもあるかな?)

2017年が、よきお年となりますよう、皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げ、
今年の私のブログを締めくくりたいと思います。
2017年もよろしく、おつきあい下さいますようお願い申し上げます。

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~世界的な高齢化社会の流れ に抗して叫んでみると~

国際労働機関ILOの報告によると、高齢化などで、
医療・介護の需要が世界的に増大しているという。
そんな中、推計約5700万人が、
家庭で無給の介護などをして需給のギャップを埋めていると発表している。
各国政府に対して、高齢化や失業問題に対応するため
医療・介護分野への投資が不可欠だと呼びかけているのだ。
ご多分に漏れずどこも一緒の現象なのかと思うが、
やはり無休で働く人の大半が女性で、正規の就業機会を奪われていると。
こうした現象は「経済成長に大きな影響を与える」と指摘されて久しく、
そしてやはりそうだと実感するのではないかな?

日本では、320万人が無休で介護に携わっているとのこと。

医療の現場さることながら、介護福祉関係の人不足を補うために、
4~5年前からアジア圏の経済協力開発機構(OECD)協定を結び、
フィリピン、インドネシア、ベトナムなどから人材が集まっている。
この人たちは、研修を終えて医療・介護現場に働きながら
国家試験の受験勉強もするなどして、僅かな給料をして、祖国への仕送りなどして、
日本の不足を補うに必要な土壌つくりが始まっているが、
そうした外国人の労働条件・労働賃金は厳しいものがあり、
本当に定着に向かうのだろうかと心配もする。
ま、しかし、現に日本の国家資格をとり、
労働開始しているアジアの人々は徐々に増えているし、
彼女(彼ら)達の表情は明るく頼もしい。

ILOは、「医療・保険関係の雇用を生み出すことで、
各国は生活水準や経済成長の改善も期待できる」
と発表しているのだから、期待してこれからを見届けていきたいね。

とにかく、不安情報として、2018年度に向けた介護保険制度の見直し作業終わったらしい。
「介護保険 軽度者除外」の方向にかじを取った流れになってきている。
しかも、実施においては自治体に任せられているものの、
自治体は、サービス事業者に任せて、保険や福祉的な事業から手を引いてきていると。
軽度介護者(支援1~2)は、全国一律の保険給付から外し、
自治体が報酬や基準を決める地域支援事業に移行すると決めたということだ。
自治体格差拡大は免れない介護保険の行方は、問題を少しづつ積み上げながら、
切々と私たちの生活形態にかかわってくる。
これは、意図的に関心を高めていくべき大きな課題と
重く受け止めていくべきではないかと、私の心は波立っているのです!!
個人の課題として、将来に備えるべき対策を考えなくっちゃ!!

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