カリーなる(華麗なる)遺産!スリランカの旅物語

3月半ば、約1週間のスリランカ旅行を楽しんできました。
素敵な旅でしたので、しばらくこのブログで紹介させていただきますね。

スリランカは、北海道よりもわずかに小さい(約62710K㎡/北海道83424K㎡)
島国でインドの南東部の下に位置し海に囲まれていて、8つもの世界遺産が登録されている。
紀元前5世紀から、シンハラ王朝が遷都を繰り返してきた証となる
ユニークな遺跡が歴史的価値を高めており、それぞれの遷都跡に立ってみると、
気のせいかもしれないが、当時の息吹を感じさせてくれる毅然としたものがありました。

歴代の王さまが、遺産として残してきたもの、農民のために造られた人工湖が、
あちらこちらに点在しているのですから、
改めて、私が育ち住み慣れた和歌山・奈良のため池に思いが及び、
確か農家の田んぼの渇水を防ぐためとは聞いたことがあるが、
王様とかお大名様などが関与したため池の由来を知らない。

貧困国から中進国への経済発展を目指して、
あちこちの道路工事や建設工事が多く行われていて、
まだまだ発展途上の自然環境の豊かさがあるようにも思われたものの、
4~5年後には、牛・象・犬・猫・アヒルやのんびり行き交う人々の風景はなく、
土の上を裸足で歩くこともないアスファルト路上を、
車・バスが行き交ったりしているのだろうか?なんて感傷的になりました。

そこかしこに生きる人間の群れ、動物、植物にいたる自然の命のなりわいの
全てを静かに受け入れ、すべての動物たちが、自然環境の中に共存させているようで、
旅行の行程距離は相当にあったけれど、何事にも急ぐ(急がせる)、
排除するなどの空気は感じられずに穏やかな時間を過ごすことができました。
また、子供たちや若者が至る所に大勢おり、国力の確かさを感じたものです。
どの人々を見ても、目が大きく、瞳がきれいで、微笑んでくれるというのですから、
何故か癒されるという快適さ。
お国柄でもあろう人間の質に触れ、なるほど、
アーユルベーダ発祥の由来がわかるような気がしたものです。

初日、コロンボ国際空港に到着(午後8時)してまもなく、
三婆(80歳、70歳、66歳)は、ハンサムで瞳がきれいに輝き、
日本語でスルーして下さるガイドさんと一緒にニゴンボのホテルに移動しようとした発車直後、
インド副首相のお帰り車列と遭遇して40分ほどの交通規制を受け、
ホテル到着は11時過ぎになってしまいました。
9時間の飛行と不満のはさみようのない国情に身を置くころは、さすが疲労感もピーク。
ホテルでは、一時停電にさすが驚きましたが、5分後には復旧。
シャワーしてそのまま眠りこんだ次第でした。

夜気は、クーラー止めていても寒く、風邪には用心!健康に注意して!
三婆たちは、わが身の程を心得て、毛布を足して寝ましたよ。

この後のブログ楽しみにしてね。

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習慣化するプロセス体験が大切

一週間前から既に、花粉の飛ぶ季節になったとの
注意報が流れていたにも拘らず、
感知する閾値が低かったのだろう(?)、
2~3日前から急きょ、鼻腔のむず痒さに襲われ、
ハクションの連発が始まった。
この後、鼻腔粘膜の浮腫と鼻水に悩まされるという進行を来さない前に、
ともかくも対処しなければならないと、現在警戒中!(半ベソ顔)

先日、一人の子育て中のお母さんから、
「人を育てる」ってのは、「習慣を作ること」なんですよね
と問いかけられ、それは、ず~っと昔、幼児教育の講義で受けた懐かしいフレーズではあり、
改めて新鮮な響き(この年にして、抹香臭い古典的な言葉に共鳴したかぁ~)で受け止めた次第。

つまりは、生活習慣を身に着けるということなのだけれど、
ここで各家庭の個性ある「子育て習慣」が展開されることにもなるのでしょう。
若いお母さん方の多くが(もちろん私自身の体験でもあるが)、
「何度言ったらわかるのよォ~」とは、わが子育て中の母の嘆きの言葉。
この嘆きの言葉発信そのものが、習慣化するという皮肉な現実があるものです。

何を伝えたいのか?なんですが、毎日毎日の生活習慣の促しが子育てなのであり、
何度も繰り返される促しが、ある一定の(飽和状態の)ところに来ると、
一気に解き放たれて「当たり前化」するという。
そういうことだから、1回1回の促しは、同じことを同じ位置で繰り返すという短絡ではなく、
確実にゴールに近づいていると受け止める必要があるのですね。
保育所、幼稚園の先生方も「育児・養育・教育を嘆かじ」の努力が実を結んでくるというものです。
注釈ながら、マイナー発信を、毎日毎回やっていると
「ゴールしなくてもいい」と言っているようなもの。
もったいないエネルギーを使っているとは思いませんか?

こうした目線でみると、お若い、経験不足の看護師・介護士さんの
人材育成に関しても、言えることではないかと思いますね。
繰り返し何度でも教えるのは、ゴールに向かってゴールに達成することを目指して、
職務・技術を確実に身に着け、習慣化を図ることの大切さを受け止める必要がありますよね。

話は変わって、今日、会社に出勤してきたら、植木職人さんが、
観賞用に置いてある大きな木に茂る小さい葉っぱの一枚一枚を、
柔らかい布でふき取っているのです。
私が「そんな小さな葉っぱの一つ一つを拭いてあげるなんて大変ですねェ」と彼に声かけたら、
「いいえ、このようにしてやらないと葉が土の中にいる
小さな虫達に喰われて萎えてしまうんです。それに葉が青々としますから」と。

何事も「育てる」というのは、ゴール(どうあってほしいか、どうありたいか)を受け止めて、
それに向かって飽くことなく促しの手立てをしてやることなのだと思った次第です。

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