月別アーカイブ: 2017年7月

100歳過ぎても現役医師を貫き通したユーモアな情熱先生に黙祷

105歳の命を生きて、人の枯れ行くに抗せず、自然体の生を全うされた日野原先生。
その生命の質は、深くて格調高く全うなさいました。
超高齢を生きる日常は楽ではないだろうにと、
遠くから他人事に眺めていた昨日までであったが、早朝のニュースにて、
自然と頭をひれ伏すような感慨に促され、ご冥福をお祈りさせていただいた。

やはり近年、転倒や発熱などで入退院を繰り返しておられ、近々の3月には、
消化器系統の機能が一段と低下していたようで、
主治医の福井院長が経管栄養や胃ろうを提案された由。
しかしながら日野原先生はこれを拒み自宅での療養を希望なされたと。
福井院長先生は日野原先生が拒否された理由について、
「人工的で自然な人生の終え方ではないと考えていたのではないか」
と推し量られている。
日野原先生らしく素敵で幸せに満ちた意思決定。異論を挟むことはないですね。

先生については、国民の健康問題・生命の質に関わるご活躍は、
広く多岐にわたり、看護師ならずとも国民の多くに知れ渡っているのではないでしょうか。
そしてまた、大正・昭和・平成における歴史的惨禍、事件の現場に直面してこられた
(東京大空襲・よど号ハイジャック事件・地下鉄サリン事件 等々)のですから、
惨禍・事件の悲惨から受けた深い痛み、これらから学ばれた知見への思いは深く、
必ずや確かにそこ彼処に活かされていらしたと思う。

私たちの記憶に生々しく残っているのは、
地下鉄サリン事件における聖路加国際病院:日野原院長の決断である。
新築の病院は、全国からの見学者は耐えることなく押し寄せていたが、
私もその一人ではあり病院設計の先見性に驚いたのを覚えている。
病院の廊下に酸素吸入設備が設けられ、
緊急事態に多数の患者が収容できるようになっていたからこそ、
堂々と即断できたのでしょう。
事件発生時、即一般診療を中止し、事件に巻き込まれた多くの方々を受け入れ
治療に当たられた当時の様子を、覚えている方が多いのではないでしょうか?
そして、日本の長寿社会に向かっては、自らが当事者として、
予防医学の概念を社会に根づかせるという偉大な貢献をされたし、
患者のための医療について問い続けていらっしゃいましたよね。
後年、可愛いおじいちゃまになりつつ、TV出演など、私たちの手の届くところで、
お目にかかりながら、高齢を生きる、高齢者の生き方、子どもたちの命と向かい合う、
そうしたテーマを果敢に発信されてこられましたよね。
日野原先生について語るには、役不足の失礼を承知で語らせていただきました。
改めて 先生の安らかな眠りにありて、ご冥福をお祈りいたします。

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カナダはバンフの小さな街を旅して

7月1日は、カナダ建国記念日。
丁度ロッキー山脈雪解けの終盤でもあり初夏を迎えた良き季節に、
私は6月29日~7月7日の一週間を、
レイクルイーズのあるバンフ(人口僅か8000人前後の小さな街)
に滞在した(何しろ初めてのカナダ旅なのだ)。

高齢の従兄妹4人(82歳・73歳・69歳夫婦)のオリジナル・ツアーと洒落こんで、
3日間はレイクルイーズで、
4日間はバンフの街に滞在しての旅楽しみの中心は、
トレッキング+ハイキングと食べ歩き。
旅行前の天気予報は7日間すべて雨予報でしたが、現地に着くや、
僅かのにわか雨に出くわしたものの、
滞在中全て晴天に恵まれるという幸いを得ましたね。
というわけで、バンフを拠点に、
相当の距離(一日1万歩~2.5万歩?)を歩いたものです。
おかげさまで健康増進に関わる健康的な
企画を熟し終えた満足感を味わうことができました。
そして、カナダのじゃがいも、
アイスワインの美味しかったこと。忘れ得ぬ味旅でもありました。

旅期間中、どんな野生動物たちに出会えるかな?
という密かなる楽しみを託したけれど、
イザ!人影の少ない山林深い道中では、
大きな角を持つ鹿やクマが出てこないかと恐れながらのトレッキング
(幸いなるも残念ながら、一切出くわすことはなかったね。
アッそうそう、茶目っ気たっぷりな子リスちゃんや野鳥には、
身近で出会ったかな)。
カナダのゴンドラ、リフトはとても長く、
8割方雪解けた雄大なカナディアンロッキー
(日本では味わえぬどでかいスケールの自然)を寒風に震えながら
飽きることなく浸り眺めることができましたよ。

さてカナダを代表する世界遺産登録といえば、
バンフ国立公園(カナディアンロッキー)は、
カナダのアルバータ州とブリティッシュコロンビア州の
州境に近いカルガリー西方のカナディアンロッキー。
カナダで最初に設立された国立公園なのだと。
琵琶湖より大きい人工湖のミネワンカ湖、ランドル山、
ターコイズブルーの湖水モレーン湖(テン・ピークス渓谷)、
エメラルド色のレイクルイーズ、これらの自然観照は、
いつまでもこの身をそこに留めさせていたく浸りきりましたね。
バンフの太陽は、10時半ころから沈むということで、
星空観賞・夜景ツアーは、11時出発。
星降るという環境ではなくお星さまがきれいに見えたのですが、
野生の蚊を振り払いながら、人工衛星も4つ眺ていたってことですね。

とりとめもなく書いてしまいましたね。まとめが分からなくなりました。
後期高齢の従兄妹集団の旅は、ノープロブレム。
カナディアンロッキーの自然力・宇宙力がもたらす感動の連発に、
エネルギーの消耗感はなく、元気で楽しく爽やかに過ごせた幸運に感謝あるのみです。
ところで、日本の夏に戻り来れば、
大雨洪水・土砂崩れの災害発生による被災者多数。
お亡くなりになられた方々のご冥福と、被災された方々にお見舞い申し上げます。