月別アーカイブ: 2014年8月

緊急災害対策

広島の土砂災害で亡くなられた方、被害にあわれた方々、
心よりお見舞い申し上げます。

広島の土砂災害は、時速40キロスピードの表層崩壊による土石流であったと。
一般的には、時速20~40キロとされているそうだが、
傾斜20~28度の急斜面590メートルを一気に駆け下り、
10トン近くの巨大な岩を運びながら住宅地に侵入したらしい。
とにかくアパートがそっくり1棟流失するという被害である。
このように書いてみても、迫力のある伝え方にならずもどかしいが、
あれから1週間たった今なお、流されるニュースは惨害の状況。
死者71名、不明者11名というから
現場の救出捜査も困難を極めているのは確かなのだ。

現地の被災された方々は気丈に後片付けをしているが、
その姿は打ちのめされた姿ではなく、
昨日まで同じ地域で暮らしあった人々への鎮魂と希望の祈りを込めて、
冷静にこの時と向かい合っておられるようで胸が痛い。

救援のボランティア活動を目指して、
被災の初日から広島にやってきた方々は多いということだけれど、
現実は人手がほしいのに、人手を現地に案内したり状況を説明したり、
待機していただく設備が整わなかったり、
仕事割を指示したりする人がいないなどなど、
受け入れる体制にないということで、制限されているようだ。
ボランティアの支援がなければ、復興作業は捗らないどころか、
大きな問題を残していくことは明らかなことなのに、
いざ 被災!という状況に、ボランティアの方々を指揮する仕組みというか、
そこそこの地域にそうした災害ボランティアリーダー(?)が備えられていない。

看護・介護の現場に働く私たちは、
施設(組織)の災害救援対策・災害時救急看護なるマニュアルが
何らかの形で設置されていると思われるが、
これほど頻繁に災害が引き起こされている現状を受け止めて、
現場で働く責務として、今一度見直し、
確認などしておくことも必要ではなかろうか。

そんなことを考えながら、ニュースを見聞しているのですが、
私の緊急災害対策のレベルは直ちに有効なものと、考えているわけではない。
本当は、私はどんな行動をしてしまうのだろうかと、不安なのである。

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何事も未曾有がつくこの頃:怪しげな台風のあとに

山極寿一さんは、京都大学霊長類学研究科教授でいらっしゃる。
次期(2014年10月)、京大総長に決まっており
6年間の任期を務められる(ことになっている)。
初の戦後生まれの総長誕生だということだから、
団塊の世代ということでもある。

同教授は、私たちにはゴリラ研究の第一人者として有名であり、
ユニークなお人柄に好感を持つ方が多いのではないだろうか。
彼は、毎日新聞の「時代の風」日曜日を担当されており、
いつも含蓄のある一文を投稿されていて、私はこのコラム欄のファンでもある。

最近、台風情報は被害規模の大きさが予測されての警報に近い。
そのためだろうか?全国あちこちの情報を丁寧に見る癖がついてきている。
今までとは異なる台風や集中豪雨のありようは、やはり悲惨である。
被害にあわなかった者にしては遠巻きにして悲しみを想像しながら
わが身の安全を噛みしめるのだけれど、
他人事の域を出て感じることができているだろうか?
もっと根源的な物の見方をしてみる必要があるように思われるのだ。
自然のしくみというか、自然がもたらす恩恵や悲惨に対しての尊厳を
語れる方々にお目にかかりたい思いが膨らむがために、
今日のブログ展開となったかな?

山極教授の日曜「時代の風」は、私に一石を投じる感動を与えてくれ、
謙虚な気持ちに満たされる。
前述したテーマに沿っているわけではないが、
そこから始まるという感じを持って紹介してみます。
自然界の豊かな生命のいとなみが主題となる一文を抜粋しています。
強烈なメッセージが届けられていると思いませんか?

(前略)…今度は人間を超えて生きル作法に目を向けてほしい。
…限りなく生活領域を広げている私たちには、
他の生物とともに生きる方策が必要だからである。
熱帯雨林で暮らすゴリラをみると、
母性の強さとあっさりとした子離れに感心することがある。
派手な身振りでメスに求愛するオスも、
決して強制的にメスを意のままにすることはない。
そして他の生物たちと見事に調和した生活を営んでいる。
そこには自然の作法とでもいうようなエチケットが存在する。
私たちは昔から人間だったわけではなく、
つい最近まで多くの生物に囲まれて生きてきた。…(後略)

さて皆さん!
今年もまたお盆がやってまいりました。
それぞれの郷里に帰られてお墓参りを済ませるのも
私たちの心の置き方によき影響を与えてくれるのではないかな?
暑さに参っているこの時期、お墓を引き合わせにして、
集う人々と涼をとってみるのもいいでしょうね。

よき夏休みをお過ごしください。

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