月別アーカイブ: 2013年1月

愛の力

愛は石のように、一つのところに留まりつづけることはない。
風のように雲のように空気のように移り行く。

勿論「こうあるべき愛」を語ることはしたくないし、人の道程に懸かる愛の行方は、
結構その人の愛思想を変遷させていくように思われるから。

お互いに愛を育む信頼関係の中で約束したことであっても、
約束に向かって歩みだしても双方の経験値は異なり感情や思考(志向)が形成されていく。

その時々に愛が確認しあえるつながりが継続されて、
生じた異なる感情・思考を受け入れて調整されていくならば、
愛は一つのところに留まりつづけ強き愛を育て上げていくのかもしれない。

命の尊厳性にまで踏み込んでくる愛の力とはいえ、裏切りとか破局とか妬みは、
結構つきまとう愛の姿でもあり、疲弊する力が大きく働く。
愛の代償というべきことではなく、
「常に痺れるほどのエネルギーが注がれる」のが愛というべきか?

何が語りたかったのかと言えば、実は先日、
レ・ミゼラブルのミュージカル映画を観てきたのですが、
その余韻がまだ頭に残っていて、「愛」の証がどのような形(現象)で
示されていくものなのか、なんてことが頭の中を巡っているのです。

愛をモチーフに語りつがれるべきものはたくさんある。
人々の生活や社会に生きる人々のあり方を見ていると、
なにが良くて何が悪いか裁けるものは何もないのではないか。
愛はそのように人が生きる根源の力であり、人を奈落に落とす力であり、
凄まじいエネルギーのマグマであり、希望であり罪と罰であり・・・、
なんてなことが頭の中を巡っていました。

そんな折、今日(毎日新聞:1月29日付)のコラム欄に、
久々に徳永進先生からの発信がありました。
2001年に鳥取市内に開設したホスピス「野の花診療所」院長さんです。

http://homepage3.nifty.com/nonohana/

私たち医療・介護に携わる者にとって、
命の終わりと向き合うのは珍しいことではないが、
先生は死に出くわす世話をする家族の「おろおろ」も含めて、
いのちに「初めて」は無数に隠されていると。
(中略)
死の時、人は「アリガト」「悪いなあ」と口にする。握手をする。目で何かを追う。
そうして最後の息を宙に返す。返しながらどこかへ帰っていくようだと。
(後略)
そして、もう少し分かる日がくるまで診療所を続けてみようかと。

先生のご活動は知る人ぞ知る、
先生の深い愛のまなざしがあり、その語りだけで癒されます。

先生の著書に「野の花のホスピス便り」(新潮文庫)があり、お勧め図書です。
是非一度、ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」もご覧になってください。

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発想の根源

1月17日、阪神大震災発生から18年を迎え、当時の記憶が呼び起こされました。
まだまだ、深い傷から一歩を踏み出せないでいる方々が多い現実があります。
それでも少しずつ閉ざしていた口を開いて私たちに語りかけてくださる方々もおられ、
悲しみからの開放への一歩を踏み出してもいらっしゃいます。
大災害の被災を蒙った方々への思いを新たにしたいものです。

さて、改革・挑戦・研究…これらの言葉にかかる発想の根源はいかに??

医療・介護の分野をながめると、どんな思想が構築されてくるのだろうか?
私はとにかく研究・考案する人たちの感知力とか発想力とかに参ってしまう。
それらは私には到底できっこない発想ではあり、うらめしくもある。
何でそんな夢が描けるの?

日常生活の営みに不思議を凝縮した観察の目を凝らし、
テーマ(主題)に思いを馳せれば、夢とか発想への具現化を試みるという
飽くなき努力と挑戦と忍耐を重ねていく力がでてくるのだろう。

発想の根源が、形となって一世を風靡して(公表されて)
初めて「意外性」に気づかされ、驚かされ、恐れ入って喜びが創出される。

まさに、医療・介護の世界では、誰もがその生命維持の過程に、
痛みや苦痛、不自由さを伴っている。
そこに発想の根源があり、誰もが使いやすい
「モノ」や「サービス」を考え、喜びを創出しようと挑戦する。

例えば、痛くない注射、血管を縫い合わせる技術、四肢の筋肉麻痺を支える部分ロボ、
補聴器、iPS幹細胞の多角的対応など、もっとたくさんありますよね。
(一度ちゃんと調べてみますね)

これらは、痛みや苦痛、不自由さへの発想は、そこからの解放であり、
「モノ」「サービス」からの必然的な生命維持の思想であり、
大いなる希望の夢(福音)となっている。

かた~いお話になってしまいましたが、私たちの医療・介護の世界は、
感知力と観察力から可能性を導き出せるし、
そこには得も知れぬ希望の夢があるってことなので~す。


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あけましておめでとうございます

2013年は、快晴で暖かいスタートでした。
皆様、正月の3か日は、ある意味、幸福感を持って
ゆっくりとお過ごしになったのではないでしょうか?

私は、新年の初めに厳かに(?)
「大切なことを大切にできる」日々を歩むと誓いを立てたのですが、
お正月の朝、息子はきつ~い一発のお年玉をくれました。

「お母さんの言葉表現は、ボキャブラリ不足。パワーを生み出せないっていうか
それだけのところで止まってしまうから、もっと元気を出して頑張ってください」と。

瞬間、私の気持ちは縮かみそうになりましたが、
否々息子の愛情あふれるお年玉プレゼントと気持ちを建て直して、にんまりと
「ありがとう。お母さんの新年の思いを放置しないで元気で過ごしたい」
と答えはしましたが……。

この話、実は息子と二人で私の両親と祖父母のお墓参りをした
お寺の住職さんご夫婦にご挨拶したとき、
生まれたばかり(出生後3か月)の女の赤ちゃんともご面会させていただいた。
フランス人形の衣装がなんともオシャマな赤ちゃんで可愛い。

思わず何度も
「わ~っ!かわい~い。まるでフランス人形みたい。おててと足が可愛く動いて~!」
を繰り返したらしい。

その場面を始終見ていた息子は、母親の社交力を冷静に評価し、
加齢に伴う頭の鈍回転は否めぬとみて落胆したのでしょうか。

皆さん、今年のモットーをお腹の底から大きく声出して言ってみてください。
気持ちがすっきりして、真に今年はこれで頑張るぞ~!って、
腹力、生き力、笑力‥などたくさんの力が湧き上がってきますよ。

今年も猫目線ブログを読んでくださいね。
そしてコメントいただければ賑やかになるね。


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